豊かな自然と、たくさんの史跡や近現代の名建築、さらに大学、ミュージアム、動物園が集う「上野公園」。その上野公園について学びながら、魅力を発信していくレクチャーシリーズの第2回目は、造園家の田瀬理夫さんをゲストにお迎えします。
敷地内に「小さな原生林」を抱える東京藝術大学のキャンパス。その原生林を武蔵野の植生に戻す「藝大保存林」プロジェクトが2014年からスタートしています。在来種の選考や世話の仕方など、監修をされているのが田瀬さんです。

設計ではなく「土地利用」の観点から、日本列島の生態(植生)区分や水系、その土地の暮らしぶりなどから、宝を見出す(Living in National Treasures)という態度を大事にランドスケープデザインを行っていらっしゃいます。
今回は、ランドスケープデザイナーのまなざしを通して上野公園に何があるのかを見つめます。

 

開催概要

  • 場所 -東京藝術大学  上野キャンパス  事務局棟  第2会議室  <地図はこちら> (※ 地図内の「25 事務局・保健管理センター」です)
  • 日時 – 2017年12月21日(木) 18:00-20:00(受付17:45〜)
  • 定員 – 30名 ※先着順・定員に達し次第お申し込みを締め切らせていただきます
  • 参加費 – 無料
  • 申し込み方法 – 事前申し込みは12月21日11:00で締め切りました。キャンセル分の当日受付を行いますので、参加ご希望の方は、直接会場にお越しください。

※事前申込の段階で定員に達しない場合は、残席分の当日受付を行います。当日受付の有無につきましては、こちらのページにてお知らせいたします。

登壇者

田瀬 理夫(造園家)

1949年東京生まれ。千葉大学園芸学部造園学科卒業。1973年から株式会社富士植木勤務。1977年ワークショップ・プランタゴを開設。1978~1986年SUM建築研究所の集合住宅プロジェクトに参加。1990年から株式会社プランタゴ代表。2008年農業生産法人株式会社ノース代表を兼務。
主な仕事は、百合ケ丘ビレッジ、コートハウス国立、アクロス福岡、アクアマリンふくしま、BIOSの丘、地球のたまご、日産先進技術開発センター、5x緑、味の素スタジアム西競技場、現代町家、クイーンズ・メドウ・カントリーハウス馬付住宅(馬100頭)プロジェクトなど。