深掘POINT1
芸大発の発車メロディー
プラットフォームの発車メロディー。この京成線上野駅のそれは、ちょっと他の駅とは違います。実はこのメロディーは東京藝術大学音楽学部の生徒と教授が制作・演奏しているもの。さらにそれぞれの線でテーマがあり、1番線は芸術、2番線は自然、3番線は歴史、4番線は科学、そして、ライナーは成田空港に向かう列車が発車することから、いってらっしゃいの気持ちを込めた「旅立ち」。誰かと京成線上野駅をご利用するときは、この発車メロディーのことを伝えてください!
深掘POINT2
デザインされた連絡通路
京成上野駅と東京メトロ銀座線の上野駅を結ぶ連絡通路は、東京芸術大学がデザインを施した「上野文化の杜」を構成する各施設などを想像することができるデザインでまとめています。また、始発・終電時と毎時00分には、世界の国々の「印象」を盛り込んだという時報を流しています。空間と時間を楽しむことのできる通路です。
深掘POINT3
電車の音スポット
旧博物館動物園駅。以前は東京国立博物館と、動物園に出る出口があったためこの名前が付けられていました。現在は廃駅になっていますが、当時の駅が現在も残っています。京成線は現在も上野駅から旧博物館動物園駅を通っているため、上野公園内では通風口から電車の音が聞こえる場所があります。芸大生の奏でる音、小鳥の囀り、車の走音、そして電車の音。上野公園は自然、文化芸術、そして産業の「音」が交差しています。