国⽴⻄洋美術館では、3月11日から6月15日まで小企画展「梶コレクション展—色彩の宝石、エマーユの美」が開催されています。寄贈者はジュエリーアーティストの梶光夫氏です。選りすぐられた珠玉のエマーユからなるこの新たな「梶コレクション」がいよいよデビューします!

シャルル・ルペック 《ヴィーナスが描かれた脚付盃》 1863年 20 x 20 x 17 cm
2024年12月、国立西洋美術館に新たな工芸コレクションが寄贈されました。19世紀後半から20世紀初頭のフランスで制作されたものが中心で数にしておよそ150点。そのほぼすべてがエマーユの作品です。エマーユとは、金属の下地にガラス質の釉薬(うわぐすり)を焼き付けた工芸品を意味します。寄贈者はジュエリーアーティストの梶光夫氏です。選りすぐられた珠玉のエマーユからなるこの新たな「梶コレクション」が、本展でデビューします。今回の企画では、寄贈品以外に梶氏が所蔵するアルフォンス・ミュシャのポスターやエミール・ガレのガラス器、ルイ・マジョレルの家具等を加えて、当時の美術・工芸の豊かな世界の一端を感じ取ることができるような展示空間が演出されています。エマーユの最大の魅力は鮮やかな色彩と繊細なきらめき。そうした魅惑的な光に満たされた小さな展示室に、ぜひお越しください。
〜6月15日(日)まで。新館2階 版画素描展示室