日本のボタニカルアート(植物画)の先駆者、太田洋愛が描いた貴重なサクラの水彩画約100点が国立科学博物館で展示されています。描画の素材となったサクラの押し葉標本のほか関連資料も公開。展示する植物画の多くは、日本のサクラ研究の集大成ともいえる出版物『日本桜集』(文・大井次三郎 画・太田洋愛 1973年)の原画です。

こうしてわたしたちが桜を楽しめるのも、先人たちの研究があってこそ。太田と大井両氏の業績を通して、桜をいつくしむ思いがより一層深まりそうです。

https://www.kahaku.go.jp/event/2023/03BotanicalArt/