上野公園で出会う動物たちから、地球の歩みを想像する
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2016.10.06
黄昏からはじまる幽玄のとき
杜の陰影はどこまでも深く
わびさびと戯れながら
風流に遊ぶ上野の秋
いやよいやよも数寄のうち
1876年(明治9年)5月に日本初の公園として上野公園が開園して以来、
博物館、美術館、芸術大学、動物園、音楽ホールなど
多くの重要な文化施設が一つの公園一帯に集まり、
世界でも類を見ない文化芸術拠点が集中するエリアとして発展してきた上野。
その歴史的資源と文化資源の宝庫である上野恩賜公園エリアに関わりのある
各機関・団体が相互に協力し “上野「文化の杜」”という連携組織を作り、
日本文化と芸術を国内外へ発信する様々なプロジェクトを展開しています。
その活動の一環として『TOKYO数寄フェス』を開催いたします。
近代日本美術の発展に大きな功績を残した岡倉天心が、
茶の湯を通して日本の文化芸術の精神を紹介した『茶の本』の思想を背景とし、
公園敷地内に広がる様々な文化施設を舞台に、
天心が同書で語った《数寄》ということばを軸に
アート作品やワークショップ、コンサートを展開。
日本や東京を「数寄(好き)」になるコンテンツが「文化の杜」に広がります。
名称 TOKYO数寄フェス
期間 2016年 10月21日(金), 22日(土), 23日(日)
会場 国立西洋美術館, 東京国立博物館, 国立科学博物館, 東京都美術館,
上野動物園, 東京藝術大学, 上野恩賜公園各所(不忍池, 噴水広場 ほか)
参加アーティスト
日比野 克彦 + 島田 清夏, 橋本 和幸, 大巻 伸嗣, チームラボ,
鈴木太朗 + 東京藝術大学美術学部デザイン科 空間・演出研究室,
諏訪内 晶子, 松下功, アンサンブル東風 ほか(順不同)
ディレクター
藤崎 圭一郎(東京藝術大学デザイン科教授)
グラフィックデザイン
鈴木 哲生
ウェブデザイン
吉松 英輝
主催
上野「文化の杜」新構想実行委員会
アーツカウンシル東京(公益財団法人)
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