上野公園で出会う動物たちから、地球の歩みを想像する
バイオミメティクスとは、生物学と工学が連携・協働し、生物に学びながら私たちのくらしをより良くすることを目指す新しい学問です。例えば、ハスの葉が水をはじくしくみは汚れがつきにくい外壁材の開発に利用されています。従来はモノづくりへの活用が中心でしたが、最近は、シロアリの巣の空気循環構造を建物の省エネルギー空調システムに活かすなど、社会問題の解決や新しい人間社会のあり方につなげるべく、より広い視野で研究が進められています。
本展では、昆虫・魚類・鳥類を中心に、バイオミメティクスの実例とそのモデルとなった生物、博物館が果たす役割、異分野の学術交流に役立つ情報科学技術などを紹介します。
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