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特集! 上野文化の杜

Special Topics

さらに“深化”した展示に注目
特別展「深海2017〜最深研究でせまる“生命”と“地球”〜」

2017.07.19

発光生物や巨大生物など
最新映像や標本がずらり

 

 第1章【深海とは】、第2章 【深海と生物】では、深海の概要と深海生物の秘密を探っていきます。エントランスとなる第1章 【深海とは】では海洋の環境や海底の様子、水深と水圧の関係が分かりやすく解説されています。水圧でつぶれたバットや圧縮されたカップ麺のカップなども展示されており、イメージしやすくなっています。

 

 

 第2章【深海と生物】に入ると、大きなスクリーンに囲まれた生物発光シアターでは実物の標本とともにムラサキカムリクラゲやデメニギスなどの発光生物の最新映像が流れ、水深ごとの深海生物図鑑には貴重な標本が深度ごとにずらりと並びます。
発光する能力をもつ深海生物は全体のおよそ9割といわれていますが、その目的については未解明なことが多く、また、その光を見るために特殊な眼を発達させた生物も存在します。最新の映像技術による貴重な映像と多数の標本による「生物発光シアター」では、何のために光るのか、どのように光るのか、といった発光の謎に迫ります。新種の宝庫でもある深海、新たな発見となる標本もあり隅々まで見どころがいっぱいです。

 

 

 深海といえば、前回の特別展でも大きな話題となったダイオウイカをはじめとした巨大生物の存在は欠かせません。巨大化すると捕食者に襲われにくくなるといったメリットがある一方、その巨体を維持するために非常に多くの食物を必要とします。特定の種がなぜ巨大化したのか、標本の展示や最新映像からその謎を探ります。
ダイオウイカをはじめオンデンザメ、ダイオウグソクムシといった巨大生物の展示は、私たちをわくわくさせてくれることでしょう。

 

 

 深海の中でも6000mより深い場所は「超深海」と呼ばれています。超深海は従来食べるものが少ない厳しい環境と思われていましたが、最新の研究により海底のがけ崩れなどによってもたらされた栄養を活用した独自の生命圏の姿が見えはじめています。このコーナーではカイコウオオソコエビをはじめとする超深海の生物をはじめ、調査のための無人探査機なども紹介されています。
ほかにも、あまり知られていない南極の海についての紹介や、美しいスーパーハイビジョンの映像を干渉できる深海4Kシアターもあります。
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