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特集! 上野文化の杜

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「バベルの塔」展内覧会レポート

2017.04.30

“いくら拡大しても拡大しても、しっかり人の形になっている。”
—宮廻教授(東京藝術大学COI拠点研究リーダー)

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 東京藝術大学COI拠点研究リーダーである宮廻教授からはバベルの塔に関する研究成果を披露されました。
バベルの原画を縦横300パーセントに伸ばしたら、よく見えるのではないでしょうか。面積的には900パーセントの大きさになります。この大きさにすると見えてくるものがあります。

東京藝術大学ではこの絵を動かすことができる展示をしています。一枚の絵から展開していくものが作られるのです。昼の景色が夜の景色にも変わるプロジェクションマッピングなども行われます。 ブリューゲルは人間を白色でチョンと描いている。しかし!それでもちゃんとひとのかたちになっている。いくら拡大しても拡大しても、しっかり人の形になっている。バベルの塔が徐々に完成していく様子も垣間見ることができます。

この一枚の絵がどれだけ優れているか今後の研究として続けていきます。たくさんの情報が詰め込まれているバベルを今後、COIでも研究を続けていきます。こういう見方もできるのではないか、というビジョンを改めて提示する展覧会なのです。

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