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上野文化の杜平成30年度事業概要を発表しました

2018.06.26

 

平成30年6月26日
上野文化の杜新構想実行委員会
アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)

 

上野文化の杜 平成30年度事業概要について

上野文化の杜新構想実行委員会(台東区上野公園)とアーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)は、今年度より社会的包摂文化芸術創造発信拠点形成プロジェクトを実施します。多様な価値観を尊重するインクルーシブ・アートを軸として、総合プロデューサーにアーティストの日比野克彦氏を迎え、年間を通して多彩なプログラムを展開します。

 上野は、日本を代表する多様な文化資源が集積する自然豊かな上野恩賜公園を中心に、歴史的な町並みや活気と魅力溢れる商店街などを有する、世界でも類をみない文化芸術拠点です。昨年度まで開催した『TOKYO数寄フェス』などの実績を踏まえ、4年目を迎える上野文化の杜では、文化・教育・学術機関のさらなる連携強化や、街の賑わいを促進します。そして新たな試みとして、文化庁の「国際文化芸術発信拠点形成事業」の支援を受けて、障がいなどの有無にかかわらず、子どもから大人まで、人種や国を超えたさまざまな人々とともに、公園や文化施設という公共空間の可能性を拡張する事業を立ち上げました。
 事業を推進するために新たなコンセプトとして「UENOYES(ウエノイエス)」を掲げ、世界に向けて上野から日本文化の魅力を発信します。
本事業の実施を通じて、文化を起点に人々の新たな社会参画の形を導くことにより、国際的な文化芸術拠点としての機能を高め、さらにその成果を国内外へと広く波及させ、世界各地における社会包摂的環境の実現に資することにより、「世界の教科書」としての上野の国際プレゼンスの確立を目指します。

 なお、各事業の詳細については、決定次第お知らせいたします。どうぞご期待下さい。


一つ一つの色々な色がしっかりとその色のままで見ることができるのがUENOYES。
隣の色と混ざってしまって自分の色がわからなくなるのではなく。同じような色だから、
みんなだいたい同じ色でいいよねと言われて、自分の色がみんなと同じになってしまうのではなく。
一人一人の人がその人のままでいることを自然に受け入れてくれるのがUENOYES。

日比野克彦

 

【平成30年度 主な事業概要】

■社会的包摂文化芸術創造発信拠点形成プロジェクト・UENOYES(ウエノイエス)
上野公園とその周辺地域を舞台に社会包摂をテーマにした文化芸術事業を展開し、世界に向けて情報発信します。

 

地球と地域 と会う

① 動画作品の作成、配信(実施予定:8月〜平成31年2月)
気鋭の映像ディレクターによる、上野の「場」、「人」に焦点をあてた上野の多様性についてのプロモーション映像を作成し、国内外に配信します。

ヨコとタテ と会う

② 各館連携事業(実施予定:8月〜平成31年3月)
上野の各文化施設・機関との連携により、専門性やノウハウで協働するプロジェクトを実施します。

③ 地元回遊プログラム(実施予定:11月/場所:谷中界隈の民家等)
地域の回遊性を高め、地域文化を未来に継承することを目指し、アーティストとまちづくり団体や上野地域で活動しているアートNPO等が連携し、作品展示や街全体を使ったイベントを開催します。

④ 歴史的文化資源活用プログラム(実施時期:秋頃/場所:京成電鉄・旧博物館動物園駅)
京成電鉄株式会社と東京藝術大学の協働により、「旧博物館動物園駅」駅舎の一部を公開し、歴史的建築物の魅力を伝える展示等を行います。「旧博物館動物園駅」駅舎は、今年の4月19日、特に景観上重要な歴史的価値をもつ「東京都選定歴史的建造物」に選定された建造物です。

外と内 と会う

⑤ ARTS TIME PROJECT(実施予定:8月〜平成31年2月/場所:上野公園内、上野公園の各施設)
国内外で活躍するアーティストが、上野にある文化資源や歴史などを独自の視点から探求します。また研究者や専門家とコラボレーションしながら、これまで上野に訪れたことのない人たちに向けて、アーティストならではの切り口から上野の特徴を紹介します。
ARTS TIME PROJECTディレクター:小川希

日常と非日常 と会う

⑥ 防災・食をテーマとしたアートプログラム(実施予定:9月/場所:上野公園内)
東北の復興や防災をテーマに、アーティストが中心となって、誰もが参加できるプロジェクトを展開します。
—東北で展開しているアートプロジェクトの紹介と展示、参加型イベントの実施。
国際部門ディレクター:岡部あおみ
参加アーティスト:José María Sicilia(ホセ・マリア・シシリア)
−アーティストや研究者、公共機関等が連携し、防災をテーマにアートプロジェクトを開催。
参加アーティスト:小山田徹

⑦ 子供を対象としたプログラム(実施予定:9月/場所:上野公園内)
子どもたちが、青空のもと藝大生と一緒に描く写生大会。アートや文化への理解を広げていきます。

あなたとわたし と会う

⑧ アートスペースプロジェクト(実施予定:8月〜31年3月/場所:谷中地域周辺)
アーティストや市民が集うことができる、情報発信や交流の場を谷中エリアに創設します。記録映像の上映やデイリーニュースの配信、アーカイブコーナー等の設置を行います。

⑨ ダイバーシティプログラム(実施予定:31年2月/場所:上野公園内文化施設)
社会的困難を抱える人々に対する文化的支援をテーマに、フォーラムを開催します。

明後日と一昨日 と会う

⑩ 上野スタディーズ(実施予定:7月〜12月)
社会の多様性を認めていくアートの力をテーマに、さまざまな分野の専門家を招いたレクチャー等を開催します。また、研究員を募り、勉強会を通して定期的に話し合い、アーカイブを行います。

 

総合プロデューサー:日比野 克彦(ひびの かつひこ)
1958年岐阜市生まれ。1984年東京藝術大学大学院修了。1982年日本グラフィック展大賞受賞。1995年第46回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館作家。平成27年度芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)。地域性を生かしたアート活動を展開。現在、東京藝術大学美術学部長、先端芸術表現科教授。

国際部門ディレクター:岡部あおみ(おかべ あおみ)
東京都台東区生まれ、谷中育ち。美術評論家、キュレーター。パリ国立高等美術学校講師・客員教授、ニューヨーク大学客員研究員。5年間メルシャン軽井沢美術館チーフ・キュレーター、12年間武蔵野美術大学教授を務めた後、現在、パリ日本文化会館展示部門アーティスティック・ディレクター。

ARTS TIME PROJECTディレクター:小川希(おがわ のぞむ)
1976年東京生まれ。吉祥寺の芸術複合施設Art Center Ongoing代表。JR中央線高円寺駅から国分寺駅周辺を舞台に展開する地域密着型アートプロジェクトTERATOTERAのチーフディレクター。

 

■ 共通パスポート事業(上野文化の杜新構想実行委員会自主事業)
「UENO WELCOME PASSPORT」(前期:4月~9月、後期:10月~平成31年3月)
 上野地区の美術館、博物館、動物園が総合的に楽しめるパスポート型共通入場券を販売します。

 

【上野文化の杜 概要】

上野文化の杜とは?
上野の文化施設が連携し、文化資源の宝庫である上野の潜在能力を発展させるための新しい構想です。
文化庁が提唱し、東京都、台東区等と連携して事業を推進しています。
詳細は、公式ウェブサイトhttp://ueno-bunka.jp にてご覧いただけます。

上野文化の杜新構想実行委員会 (平成30年6月現在)

文化施設・文教施設
東京国立博物館 東京藝術大学 国立科学博物館 国立西洋美術館
東京都美術館 恩賜上野動物園 東京文化会館 上野の森美術館
学校法人上野学園
行政 民間企業等
台東区 上野観光連盟 JR東日本 京成電鉄
東京メトロ
オブザーバー
文化庁 東京都

 

会長:北郷 悟(きたごう さとる)
1953年福島県生まれ。1977年東京造形大学彫刻科卒業。1979年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。1991年新潟大学助教授。1996年文化庁在外研修(イタリア・ブレラアカデミア美術学校)。2006年より東京藝術大学教授。新制作協会会員。

 

名称変更のお知らせ

上野「文化の杜」新構想実行委員会は、平成30年2月より〈上野文化の杜新構想実行委員会〉に名称変更いたしました。文言はそのままですが、表記しやすくするため「」を外しました。当実行委員会の略称は、〈上野文化の杜〉といたします。

上野文化の杜のたのしみかた

How to enjoy “Ueno, a Global Capital of Culture”