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特集! 上野「文化の杜」

Special Topics

~パナマ帽は豚を叩く夢を見る~
オペラ「Four Nights of Dream」

2017.09.14

新進気鋭のスタッフによる
熱のこもった舞台づくりに期待!

 

 「Four Nights of Dream」は出演する歌手が6人、オーケストラの編成も12人という小規模な室内オペラです。それぞれの内容はほぼ原作どおりですが、女声のナレーターや男声のコーラスなど原作にはないキャラクターも登場します。これは女声と男声のバランスを取ると共に、キャラクター数を増やし、物話を異なる視点から語らせ、作曲過程において手中の音楽表現手段を増やすという目的もあると、長田氏は話しています。

歌手とオーケストラの練習風景
Courtesy of Japan Society ©Ben Warren

 本作では、指揮にドイツ人の父と日本人の母を持つ若手実力派の謙=デーヴィッド・マズア、演出にブルックリンを拠点に活躍するアレック・ダフィー、舞台美術家に17年トニー賞ミュージカル装置デザイン賞を受賞したミミ・リエンなど、様々なバックグラウンドを持つ国際色あふれるプランナー陣を起用。歌と演奏はジャパン・ソサエティーでのオーディションから選ばれた新進気鋭の歌手6名、演奏は東京音楽コンクールの入賞者を中心とした室内アンサンブル「Tokyo Bunka Kaikan Chamber Orchestra」が担当しています。

オーケストラの練習風景
Courtesy of Japan Society ©Ben Warren

 東京公演に先駆けて9月13日・15日・16日にはニューヨークのジャパン・ソサエティーで上演(主催:ジャパン・ソサエティー)を行うオペラ「Four Nights of Dream」のクルーたち。若手音楽家と新進のスタッフによる小規模の編成だからこそ生まれる一体感がそこにあることでしょう。ニューヨーク公演から東京公演までの約3週間の濃密なスケジュールの中でさらに切磋琢磨し、東京文化会館で凄みのある世界観を創造してくれることを願ってやみません。

取材・文/ 石山 真紀
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